午前11時より予算特別委員会4日目の部局別審査が行われました。
今回は、教育委員会の学校教育課、社会教育課の審査です。
議案第4号平成25年度久御山町一般会計予算について詳しい説明が
ありました。

学校教育課では、保育所運営事業、教育委員会費、小学校運営費、
中学校運営費、幼稚園運営費の順番で説明がありました。
25年度予算の大きな事業としては、中学校体育館の耐震補強・改修工事として
3億647万5千円が計上されています。これにより学校の耐震化は完了します。
また、国際理解教育推進事業として22,724千円や久御山学園推進事業として
教育研究会に補助金1,000千円、保育園・幼稚園・小学校の遊具の安全点検に
対する予算の説明がありました。
また中学校に給食を導入する検討委員会の立ち上げがあり導入に向けての
検討がある説明がありました。

社会教育課では、文化スポーツ施設運営事業として85,053千円、成人式、
いきがい大学、平和学習推進、男女共同参画社会推進、町民文化祭、
中央公民館運営、ふれあい交流館運営、図書館運営、留守家庭児童育成、
山田家住宅長屋門・長堀保存、社会体育活動支援、くみやまマラソン、
町民運動会、総合体育館、町民プール運営事業等の説明がありました。
25年度事業の主だったものには、中央公民館が昭和50年に建築され老朽化に
伴う施設改修と耐震化の診断業務委託として4,610千円が計上されています。
この診断結果により、補強・改修するのか更新するのかの具体的な判断材料と
なります。
また、新しい事業として山田家住宅の修繕・補修費として1,490千円の予算計上が
されています。
この事業に対しては、委員より多くの質問があり、教育長より「寄付を受け
住民に見ていただく公開が一番の目的であり、久御山町の文化遺産として
中長期的なもので考えて行きたい」との説明がありました。
また、教育次長より寄付は25年度中に受ける説明がありました。
寄付については、昨年6月の定例会一般質問において、前町長が24年度中に
受けると言う発言があり、所管において現在調整が進められています。
これについては、文化財保護に対する久御山町の取り組みを、改めて
総括質問でも聞いてみたいと思います。

以上で教育委員会の審査が終わり、予算特別委員会の部局別審査は終了
しました。
次回は、25日の朝10時から、久御山町議会では初めてとなる、予算特別委員会
現地視察審査があり、午後1時30分より総括審査が行われます。