午前10時より平成25年度第1回久御山町議会定例会が再開され、
提出議案等の採決が行われました。
まず議事に入る前に、3月12日の定例会で可決された、副町長の選任で
議会同意を受けられました田中悠紀彦氏より挨拶がありました。
「久御山で生まれ、久御山で育った、ふるさと久御山のさらなる発展のため、
精一杯の努力をし、現在置かれている様々な問題について、ピンチをチャンスに
替えるべき信念をもって、課せられた大きな使命を果たしたい。」と
力強いご挨拶をされました。
新年度を迎え、是非久御山町のために頑張っていただきたいと思います。
議事に戻り、
日程第1として常任委員会の調査報告が総務事業常任委員長と
民生教育常任委員長より報告がありました。
日程第2は、閉会中の常任委員会の継続調査についてがあり、異議なしで
決定しました。
日程第3は、先般決算特別委員会に付託されました、議案第2号から
議案第10号の9議案についての採決に入りました。
議案第2号:久御山町長等の給与の額の特例に関する条例一部改正について
議案第3号:久御山町国民健康保険税条例一部改正について
議案第4号:平成25年度久御山町一般会計予算
議案第5号: 〃 〃 国民健康保険特別会計(事業勘定)予算
議案第6号: 〃 〃 三郷山財産区特別会計予算
議案第7号: 〃 〃 公共下水道事業特別会計予算
議案第8号: 〃 〃 介護保険特別会計予算
議案第9号: 〃 〃 後期高齢者医療特別会計予算
議案第10号: 〃 〃 水道事業会計予算
一括議題のため、予算特別委員会に付託されましたので、委員会報告を
林予算特別委員長からされ、委員会で質疑があった内容等を説明されました。
その後、議案ごとに質疑、討論がなされ、質疑はありませんでしたが、
討論としては議案第3号では、反対討論を巽議員が、賛成討論を中議員がされ、
議案第4号では、反対討論を三宅議員が、賛成討論を戸川議員がされました。
最終の採決が行われ以下の結果となりました。
全員賛成で可決:議案第2号、6号、7号、8号、10号、11号
賛成多数で可決:議案第3号、4号、5号、9号
続いて、
日程第4、議案第11号 久御山町新型インフルエンザ等対策本部条例制定に
ついて
日程第5、議案第12号 組織・機構再編計画に伴う関係条例の整備に関する
条例制定について
日程第6、議案第13号 久御山町職員の給与に関する条例一部改正について
日程第7、議案第14号 久御山町ふれあい交流館ゆうホールの設置及び管理に
関する条例一部改正について
日程第8、議案第15号 久御山町国民健康保険条例一部改正について
日程第9、議案第16号 久御山町企業職員の給与の種類及び基準に関する
条例一部改正について
日程第10、議案第17号 久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に
ついて
日程第11、議案第18号 久御山町職員の勤勉手当の特例に関する条例及び
昭和48年度における久御山町職員の期末手当の割合等の
特例に関する条例を廃止する条例について
日程第12、議案第25号 町道路線の変更について
日程第13、議案第26号 町道路線の一部廃止について
以上の議案ひとつひとつについて、質疑、討論を求められましたが、
議案第13号以外は質疑、討論もなく採決となりました。
採決の結果、
全員賛成で可決:議案第11号、14号、15号、16号、17号、18号、25号、26号
賛成多数で可決:議案第12号、13号
議案第13号については、会計管理者、議会事務局長の職務級が7級から
6級に変更となります。
6級は課長級、7級は部長級であり、会計管理者、議会事務局長の役職が
部長から課長の職務級になることについての大きな議論となりました。
まず、林議員より質疑が出され、伏見副町長が回答をされました。
①いつどのように協議されたのか
②課長、部長は誰が任命するのか
③部長級の廃止を考えているのか
④管理職研修はしっかり行っているのか
等の質問に対し①、②、④については副町長が、③については信貴町長が
答えられました。
その後、反対討論を巽議員がされ「どちらの職種も即断・即決が求められる
重要な部局である。同一労働でありながら、かつ議会事務局においては
監査事務も増える上での給与体系の変更については不合理である。また、
職員削減のみの対策で住民サービス部門にも支障が出る」として反対意見を
述べられました。
賛成討論では、林議員と中井議員より発言がありました。
林議員は「もろ手をあげての賛成はできないが、行財政改革の一環であり、
新年度に支障をきたさないよう、今後何らかの行政改革が加えられる事を期待し
賛成する」とし、
中井議員は「議会と行政の二元代表制において、議会事務局は重要な職務を
持っている。部長級から課長級に降格されると、優秀な人材が育たなくなる。
参事として7級に昇格できる話もあるが、明確な表現がない。
今後明確な表現を加えるか、将来7級を全廃止するなど徹底した町長部局の
改革を望み、行革の先駆けとして今回は賛成する」との厳しい指摘の上での
賛成討論となりました。
採決の結果は賛成多数で可決されましたが、今後の行政改革に対し、
議会としてより厳しくチェックをおこなうとともに、行政側との事前協議の
必要性がとても重要であることが明確となりました。
田中新副町長が話された「ピンチをチャンスに」はまさにこの事かもしれません。
以上で2月26日から開催されました、第1回定例会は閉会となりました。
最後に、今期3月31日で任期満了となります伏見副町長より退任に対する
お礼の言葉がありました。
「昭和43年に久御山町職員になり45年間を久御山で過ごした。その間、
4人の町長の下で勤め、平成21年から4年間は、前坂本町長と信貴町長に
仕え、振り返ると反省点も多々あったが全力で久御山町のために頑張った。
私の生まれたふるさとは島根県であるが、今は久御山町がふるさとです。」
とお話され、私は胸に熱いものを感じました。
議員になり短い間のお付き合いでしたが、多くのご指導も戴き感謝しています。
どうぞ御身体にご自愛していただき、これからの久御山町を暖かく見守って
頂きたいと思います。
ありがとうございました。
提出議案等の採決が行われました。
まず議事に入る前に、3月12日の定例会で可決された、副町長の選任で
議会同意を受けられました田中悠紀彦氏より挨拶がありました。
「久御山で生まれ、久御山で育った、ふるさと久御山のさらなる発展のため、
精一杯の努力をし、現在置かれている様々な問題について、ピンチをチャンスに
替えるべき信念をもって、課せられた大きな使命を果たしたい。」と
力強いご挨拶をされました。
新年度を迎え、是非久御山町のために頑張っていただきたいと思います。
議事に戻り、
日程第1として常任委員会の調査報告が総務事業常任委員長と
民生教育常任委員長より報告がありました。
日程第2は、閉会中の常任委員会の継続調査についてがあり、異議なしで
決定しました。
日程第3は、先般決算特別委員会に付託されました、議案第2号から
議案第10号の9議案についての採決に入りました。
議案第2号:久御山町長等の給与の額の特例に関する条例一部改正について
議案第3号:久御山町国民健康保険税条例一部改正について
議案第4号:平成25年度久御山町一般会計予算
議案第5号: 〃 〃 国民健康保険特別会計(事業勘定)予算
議案第6号: 〃 〃 三郷山財産区特別会計予算
議案第7号: 〃 〃 公共下水道事業特別会計予算
議案第8号: 〃 〃 介護保険特別会計予算
議案第9号: 〃 〃 後期高齢者医療特別会計予算
議案第10号: 〃 〃 水道事業会計予算
一括議題のため、予算特別委員会に付託されましたので、委員会報告を
林予算特別委員長からされ、委員会で質疑があった内容等を説明されました。
その後、議案ごとに質疑、討論がなされ、質疑はありませんでしたが、
討論としては議案第3号では、反対討論を巽議員が、賛成討論を中議員がされ、
議案第4号では、反対討論を三宅議員が、賛成討論を戸川議員がされました。
最終の採決が行われ以下の結果となりました。
全員賛成で可決:議案第2号、6号、7号、8号、10号、11号
賛成多数で可決:議案第3号、4号、5号、9号
続いて、
日程第4、議案第11号 久御山町新型インフルエンザ等対策本部条例制定に
ついて
日程第5、議案第12号 組織・機構再編計画に伴う関係条例の整備に関する
条例制定について
日程第6、議案第13号 久御山町職員の給与に関する条例一部改正について
日程第7、議案第14号 久御山町ふれあい交流館ゆうホールの設置及び管理に
関する条例一部改正について
日程第8、議案第15号 久御山町国民健康保険条例一部改正について
日程第9、議案第16号 久御山町企業職員の給与の種類及び基準に関する
条例一部改正について
日程第10、議案第17号 久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に
ついて
日程第11、議案第18号 久御山町職員の勤勉手当の特例に関する条例及び
昭和48年度における久御山町職員の期末手当の割合等の
特例に関する条例を廃止する条例について
日程第12、議案第25号 町道路線の変更について
日程第13、議案第26号 町道路線の一部廃止について
以上の議案ひとつひとつについて、質疑、討論を求められましたが、
議案第13号以外は質疑、討論もなく採決となりました。
採決の結果、
全員賛成で可決:議案第11号、14号、15号、16号、17号、18号、25号、26号
賛成多数で可決:議案第12号、13号
議案第13号については、会計管理者、議会事務局長の職務級が7級から
6級に変更となります。
6級は課長級、7級は部長級であり、会計管理者、議会事務局長の役職が
部長から課長の職務級になることについての大きな議論となりました。
まず、林議員より質疑が出され、伏見副町長が回答をされました。
①いつどのように協議されたのか
②課長、部長は誰が任命するのか
③部長級の廃止を考えているのか
④管理職研修はしっかり行っているのか
等の質問に対し①、②、④については副町長が、③については信貴町長が
答えられました。
その後、反対討論を巽議員がされ「どちらの職種も即断・即決が求められる
重要な部局である。同一労働でありながら、かつ議会事務局においては
監査事務も増える上での給与体系の変更については不合理である。また、
職員削減のみの対策で住民サービス部門にも支障が出る」として反対意見を
述べられました。
賛成討論では、林議員と中井議員より発言がありました。
林議員は「もろ手をあげての賛成はできないが、行財政改革の一環であり、
新年度に支障をきたさないよう、今後何らかの行政改革が加えられる事を期待し
賛成する」とし、
中井議員は「議会と行政の二元代表制において、議会事務局は重要な職務を
持っている。部長級から課長級に降格されると、優秀な人材が育たなくなる。
参事として7級に昇格できる話もあるが、明確な表現がない。
今後明確な表現を加えるか、将来7級を全廃止するなど徹底した町長部局の
改革を望み、行革の先駆けとして今回は賛成する」との厳しい指摘の上での
賛成討論となりました。
採決の結果は賛成多数で可決されましたが、今後の行政改革に対し、
議会としてより厳しくチェックをおこなうとともに、行政側との事前協議の
必要性がとても重要であることが明確となりました。
田中新副町長が話された「ピンチをチャンスに」はまさにこの事かもしれません。
以上で2月26日から開催されました、第1回定例会は閉会となりました。
最後に、今期3月31日で任期満了となります伏見副町長より退任に対する
お礼の言葉がありました。
「昭和43年に久御山町職員になり45年間を久御山で過ごした。その間、
4人の町長の下で勤め、平成21年から4年間は、前坂本町長と信貴町長に
仕え、振り返ると反省点も多々あったが全力で久御山町のために頑張った。
私の生まれたふるさとは島根県であるが、今は久御山町がふるさとです。」
とお話され、私は胸に熱いものを感じました。
議員になり短い間のお付き合いでしたが、多くのご指導も戴き感謝しています。
どうぞ御身体にご自愛していただき、これからの久御山町を暖かく見守って
頂きたいと思います。
ありがとうございました。