明日はいよいよ6月定例会の最終日です。
先日6月20日の定例会で一般質問致しました内容をお伝えいたします。

質問内容は、
 ①学校施設の充実について
  久御山町立 幼保・小・中学校の学校トイレの洋式化について現状は
  どのようになっているのか。
  また、今後の整備についての方向性について。
 ②公共施設の設備の充実について
  久御山町の管理する公共施設におけるトイレの実態はどのようになって
  いるのか。
  高齢化が進む人口形態に対し、住民にやさしい洋式トイレ、障がい者トイレ、
  シャワートイレの設置状況と今後の洋式化に対する促進の状況は。

以上について一問一答で質問をしました。
第1回目の質問は次のとおりです。

第1回目の質問

久御山町の学校施設が建設されました、昭和50年前後はトイレの
ほとんどが和式便器で、まだ家庭でもくみ取り式も多く
水洗化率も低い時代
でした。

 しかし、今日では生まれた時から水洗トイレで、しかも洋式トイレで育つ子供が
多いのが実態であり、このようなことから小学校の
入学で、初めて和式トイレを
目にする子供も、圧倒的に多いものと
思います。

 一方では、変な清潔志向も広まっており、臭くて汚れたトイレがいやだとか、
慣れない和式トイレで用を足さなくなり、学校が終わ
るまで我慢をし、
一目散に家に帰り、洋式トイレに駆け込む子供も
あると伺います。

 排泄は健康維持に欠かせない重要な生理現象です。

 
今年の2月に京都市教育委員会は学校トイレの洋式化促進に今年度から

 着手すると発表されました。

 京都市が洋式化を進める背景には「トイレ指導が最も必要な年代を

 抱える小学校側からの強い要望」と「和式トイレを使ったことがない」と
訴える子供が多くなっていることに加え、和式のように
便器の外に汚物を
まき散らす恐れも少なく、衛生面からも洋式の
指示が強かったための実施と
なっています。

 
そこでお伺いいたします。
久御山学園としての久御山町立保育園・幼稚園・小学校・中学校のトイレの
洋式化についての現状はどのようになっているのかを
お尋ねいたします。

続きまして、二つ目の質問に移りたいと思います。
久御山町には、住民の皆さんが利用されますたくさんの公共施設、
例えば役場庁舎をはじめ、中央公民館、ゆうホール、総合体育館等があります。
久御山町の年代別構成を見てみますと、近年高齢化率が高まっております。
高齢化による体力の低下や身体の不自由な方も増加し、バリアフリー化や
弱者にやさしいまちづくりが望まれております。

 このようなまちづくりの一つとして、住民にやさしい洋式トイレ、
 障がい者トイレ、シャワートイレ等の設置は、今の時代必須と思われます。

 和式トイレは、足の間接等に自重がかかり、足の負担が大きく、
 洋式トイレを並んで待たれる年配者を見かけたこともあります。
 
 そこで、お伺いいたします。

 久御山町が管理する公共施設におけるトイレの実態は、
 現在どのようになっているのかをお答えください

 以上の質問内容をもちまして、第一回目の質問を終了いたします。


質問に対する答えとしては、久御山町の町立小・中学校の洋式化率は39%で
学校によっての洋式化率が違っています。
しかし、保育所は100%、幼稚園は50%以上で、小学校に入ると和式トイレの
練習を入学時にされています。
また、体育館は災害時の避難場所となるため、トイレの設備の充実を訴えました。
久御山中学では、25年度耐震化工事と同時にトイレの改修も行われ洋式化が増え、
多目的トイレも設置されます。
同時に、職員用トイレが遅れている点も指摘し充実するよう要望しました。

公共施設については、11カ所の公共施設についての洋式化率の回答がありましたが、
古い施設の、中央公民館、荒見苑、総合体育館が特に整備が遅れています。
今の時代、お年寄りはもとより、女性のニーズを把握し整備することを強く訴えました。

今回は、トイレの設備について問いかけましたが、最後に信貴町長に各施設の
管理及び改修計画をしっかり立てるために「公共施設白書」の作成を早急に
行うよう指摘しました。
詳しくは、久御山町HP、議会の中のビデオをご覧ください。

00:04:40頃から00:31:00頃までが私の質問です。
一般質問ビデオ⇐クリック